住宅ローン借入時の諸費用

ブログを読んで下さっている皆さま、

こんにちは★ 五十嵐です。

以前、土地購入時の諸費用についてお話しましたが、本日は住宅ローンを借りる時の

諸費用についてお話したいと思います。

 

マイホームを計画される方のほとんどが、住宅ローンを利用されています。

住宅ローン借入時の諸費用についても、しっかりと理解しておきましょう !(^^)!

住宅ローンを借りる時には、事務手数料・保証料・抵当権設定費用・ローン契約印紙

そしてローンの利息が発生します。

以前の「土地を買う時の諸費用」では、諸費用の目安は借入額のだいだい5%~9%く

らいとお話しました。

住宅ローン諸費用の目安は、借入額のだいだい3%~5%くらいと言われています。

ひとつずつ、確認していきましょう。

 

◆事務手数料

住宅ローンを借りる銀行に支払う手数料です。銀行によって異なりますが、一般的に

はメガバンクでは「3万円+消費税」で定められています。

新潟市内の主な銀行は、第四・北越・大光・しんきん・JA、ともに「5万円+消費

税」となっています。

事務手数料だけ比べると、新潟市内の銀行が高く見えますが、いずれかの銀行で口座

も持ち、給与振込を指して利用されていると、金利優遇されるとか、子供の人数で

金利優遇など、各銀行でさまざまな優遇があります。

他には、ネット銀行で多いですが、「融資額の2.16%」と設定しているところもあり

ます。例えば3000万円借入の場合は、2.16%ですと64万8000円と高額になります。

 

◆保証料

保証料とは保証会社に保証人になってもらうための費用のことで、万が一、住宅ロー

ンの返済ができなくなってしまった場合、保証会社がローン会社へ弁済を行います。

(その後、返済をしなくても良いということではないです。返済先が金融機関から保

証会社へ変更されて、住宅ローン残額を返済していくことになります)

保証料は一括払い(融資のタイミングで一括)にするか、分割払い(月々の金利に上

乗せ)にするかを選択できます。

返済期間が35年で、借入額1000万円あたり約20万円くらいが一般的と言われていま

す。

実際は、ローンを組む人の信用力、借入金額、借入期間などによって決まってきま

す。

仮に、3000万円借りた場合は、60万円以上かかることになり、住宅ローンの諸費用

のうち、もっとも大きな金額を占めるのが保証料になります。

 一括か分割か・・・・。

どちらを選択するかは、自分の判断になります。

総返済額から考えると、一括支払いの方が少なくなる可能性が高いですが、ローン借

入時にまとまった現金支払いが必要になってきます。

逆に、総返済額は、分割払いの方が多くなる可能性が高いですが、ローン借入時にま

とまった現金支払いが不要となります。

私個人的には、総返済額が少なくなる一括支払いが良いのかなと思いますが、借入時

の段階で、住み替えや繰上げ返済の可能性がある方は、月々の金利に上乗せして保証

料を支払っている、分割払いを選択した方が良いと思います。繰上げや一括で返済し

てしまえば、その時点までの負担で終わりとなります。

◆抵当権設定費用

住宅ローンは、購入する不動産を担保にして借入を行います。

もし、返済ができなくなった時に、その不動産を処分することによって、融資分を回

収するために用いられます。

抵当権設定費用は、「登録免許税」、「司法書士への手数料」、「収入印紙代」がか

かります。

 

登録免許税は、税金ですので、決まっている率に基づいて算出します。

基本となるのが、借入金額の4/1000です。

1000万円の借入で4万円の登録免許税がかかります。

ただし、一定の条件を満たせば住宅の抵当権設定にかかる登録免許税は1/1000に緩

和されます。

一定の条件とは、下記の3つです。

★床面積50m以上

★自己居住用の住宅

★新築後20年以下(木造)もしくは25年以下(マンション等の耐火建築物)

司法書士への手数料は4万円~15万円とかなりの幅があります。

明確な決まりが定められていなく、この費用の幅は、借入額や手続きの複雑さや、依

頼する司法書士事務所によって出てきます。

また、住宅ローンを借入する銀行によっては、銀行から司法書士を指定される事もあ

ります。

 

◆ローン契約印紙代

 住宅ローンを借入れの時には、銀行と金銭消費賃借契約(住宅ローン契約)を結び

ます。不動産の売買契約の時と同様に、金銭消費賃借契約書に所定の額の印紙を貼付

する必要があります。

 収入印紙税は借入額により税額が異なります。

借入金額100万円超     500万得円以下・・・・2,000円

借入金額500万円超    1,000万得円以下・・・  10,000円

借入金額1,000万円超 5,000万得円以下・・・・20,000円

借入金額5,000万円超           1億円以下・・・・60,000円

 新潟県ですと、借入金額1,000万円~5,000万円での方が多いので、20,000円の印紙

代が必要になります。

 

以上が、住宅ローン借入時の主な諸費用についてになります。

マイホームの資金計画を立てる上で、諸費用を考慮することは必須となります。

しっかりと諸費用を理解して、資金計画に役立てましょう。

 

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