加藤祥子です。
住宅ローンの「つなぎ融資」をごぞんじですか?
住宅ローンの融資が実行されるまでの間、つなぎで借り入れすることをいいます。
流れとしまして、気に入った土地を選んだら、
土地の購入申し込み、住宅ローンの手続、土地契約、土地代金の決済・土地の引き渡し、建物の契約、工事着工・・・・等、と続きますが、
「土地購入の申し込み」の有効期間は、おおよそ2週間程度が一般的となっています。
事前に金融機関などで「ローンの事前審査」を依頼し、承認を得られている場合も有りますが、そうでない場合はこの間に、金融機関に「ローンの申請」をします。
またこの間に「建築する建物の大まかな建築計画、予算等」を金融機関に提示しなければなりませんので、大変タイトなスケジュールとなります。
問題がなければ、金融機関から1週間ほどで承認が得られますので、土地売買契約を締結し、ローンの本申込みをします。
土地の引き渡し時には、決済金や、登記費用、工事着手金、上棟時に支払う中間金などが必要になります。
ですが、一般的に、融資が実行されるのは建物が竣工されてからです。
そのために、「つなぎ融資」といって、住宅ローンの融資が実行されるまでの間、つなぎで借り入れることになります。
「つなぎ融資」は、住宅ローンが実行されるまでの短期間なので、金利のみを支払い、建物引き渡しの際に、実行される住宅ローンで清算をするという流れになります。
以上の流れで、お住まいの完成へと向かっていきます。
本日は、建物や土地のお話ではなく、資金の流れの中の一例として、「つなぎ融資」について触れさせて頂きました。
私どもアーキベースでは、1つ1つ、お客様に安心してお任せいただけるよう、宅建士また建築士としての専門的な事はもちろんですが、日々様々な角度からお役に立てるよう、情報を発信して参りたいと思っています。
(有)アーキベース一建築士事務所
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