ブログを読んで下さっている皆さま、
こんにちは★ 五十嵐です。
今日は、前回に続き、”住宅ローンの借入期間” についてお話したいと思います。
前回は、”住宅ローンの借入期間” は 借りられる期間の最長を選んだ方が良い
という事で、その理由として1つめは
①不測の事態に対応できるように
ここまでお話しました。
理由の2つめは
②返済期間を延長するのは難しい
色々な理由で返済が難しくなった時には、金融機関に相談すれば、もちろん期間を延
長してくれる事はあります。
しかし、そのために色々な書類を提出し、審査を受ける等、かなり面倒な手順があり、
その上印紙税などの費用もかかってきます。
逆に返済期間を短くする時にはどうかと言うと、繰上返済の手続きをするだけです。
手続きも、延長する時に比べてはるかに簡単です。
友人から物を借りる時などもそうですよね。
少し余裕を持って長めに借りておいて、用が済んだら予定より早く返す。
早く返す分には、良い印象ですけど、予定通りに返せないと、友人関係にも影響する
事態になりかねません。
という事で、最初から長い期間借りておいたほうが良い事になります。
理由の3つめは
③余裕が出たときに繰上返済する方がリスクが少ない
金融機関は予定より早く返してもらえるなら、その方がありがたいんです。
最長の35年で借りたからと言って、35年で返さなくても良いんです。
毎月余剰の出る分を貯蓄しておいて、ある程度まとまった額になったり、
お子様の独立や定年退職などご自分のタイミングで繰上返済を活用しましょう。
繰上返済する時に注意点としては、金融機関によってさまざまですが、毎回手数料が
発生する事があるので、気をつけましょう。
以上、繰上げ返済などにもよりますが、結果的に総支払利息は多少増えるかもしれ
ません。
それでも最長期間を選択することをおすすめします。
住宅購入の目的はほとんどの方が、’幸せな家庭生活を送っていくためのもの’ です。
お金の悩みなどの精神的な心配をするために購入する人はいません。
そのためにも、”住宅ローンの借入期間” は 最長期間借り入れをおすすめします!
(有)アーキベース一建築士事務所
新潟市の不動産土地情報・建築設計事務所
http://www.archi-base-f.com (不動産のページ)
https://www.archi-base.net (設計事務所のページ