ブログを読んで下さっている皆さま、
こんにちは★ 五十嵐です。
皆さま、マイホームを計画し、予算を組む中で、建物や土地の値段だけではなく、
必ず出てくる、手数料等の諸費用はご存知ですか。
諸費用という言葉はご存知の方も多いと思います。
しかし、諸費用だけで、何百万円という費用が必要になります。
この事をよく知らずに予算を組んでも、納得のいくマイホームはなかなか手に入り
ません。
今回は”土地を購入する時の諸費用”についてご説明したいと思います。
土地代金の5%~10%が土地の諸費用と一般的に言われています。
これは何のための費用なのか・・・・・・確認していきたいと思います。
例として、1500万円の土地を購入する場合で計算してみます。
*印紙税
契約時の売買契約書に印紙を貼らなければいけません。
印紙の金額は、土地の売買代金によって決まります。
下記の表が、売買代金に応じた印紙税額です。
上の表は国税庁のホームページに掲載されています。
軽減税率が適用されているため、令和4年3月31日までに作成される
不動産売買契約書については、上の表右の金額の印紙税が適用となります。
例:1500万円の売買契約の場合は、1万円の印紙を貼ります。
*登記費用
所有権移転に関する登記費用は、登記にかかる登録免許税と司法書士に支
払う報酬費を合わせています。
移転登記はその土地が自分の物になったと証明するために必要ですので、買
った方で費用を負担します。
上の表は国税庁のホームページに掲載されています。
登録免許税は、その土地の売買価格ではなく、課税標準額に対して計算さ
れます。課税標準額は、固定資産税通知書等で確認しますので、ご担当の
不動産会社さんが、売主様にご確認して頂く事になります。
登記を代行して下さる司法書士先生への報酬料は、実際に契約後に登記費
用のお見積りを提出頂かないと分かりませんが、一般的には6万~8万円
くらいの報酬額という印象です。
例:固定資産税評価額が800万円の土地を購入した場合は、
800万円 × 0.015 = 12万円
司法書士報酬料(一般的には6万~8万円くらい)と合わせて 18万円~20万円
*仲介手数料
土地の購入をサポートしてくれた不動産会社へ仲介手数料を支払います。
仲介手数料の金額は上限額が決まっていて、段階があるのですが、400万
円以上の場合が上限で、 (土地の金額)×3%+6万円 これに消費税がか
かります。
例:1500万円 × 3% + 6万円 = 51万円
消費税 51万円 × 10% = 5万1千円
合計 56万1千円
*固定資産税等精算金
固定資産税と都市計画税は、1月1日の所有者に対して課税されています
ので、売主様が1年分まとめて、先に支払っています。土地のお引渡し日
から以降は、買った方の支払いとなり、日割りで精算します。
どこを起算日にして計算するかは、地域や解釈によって、1月1日と4月
1日とあります。
*不動産取得税
土地であれば、固定資産税評価額の3%(令和3年3月31日まで)が不動
産取得税として課税されます。
しかし、いまは軽減税率が存在し、新築住宅建築のための土地取得であれ
ば、ほとんどの場合で不動産取得税は、計算により非課税となります。
詳細は新潟県HP内にある不動産取得税の住宅用土地の減額をご覧ください。
以上が”土地を購入する時の諸費用”です。
冒頭でもお伝えいたしましたが、土地代金の5%~10%が土地の諸費用目安になります。
マイホームの予算を組む際には、必ずこの諸費用を含めて決めて下さい。
正確な諸費用は、契約後でないと分かりませんが、弊社は諸費用の概算をお伝えするよう
にしております。
また、土地の購入に住宅ローンを利用する方は、上記とは別に諸費用がかかってきます。
住宅ローン関連の諸費用については、こちらをご覧ください。
土地を購入する諸費用で分からない事がありましたら、お気軽にアーキベースまでお問合
せ下さい。
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「新潟市中央区女池で不動産仲介・建築設計・工事監理業を営んでおります。
スタッフ全員、土地(宅地建物取引士)・建物(一級建築士)の専門家が、
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